近年のデジタル技術の進歩は目覚ましく、今やその影響は私たちの日常生活のあらゆる分野に及んでいます。それは日々の決済方法にも大きな変化をもたらしています。
他国に比べても、日本はまだまだキャッシュレス化が遅れているとも言われていますが、最近は若年層を中心に、コンビニエンスストアやスーパーなどでの買い物をはじめ、公共交通機関を利用する際にスマートフォンなどによるデジタル決済を利用する人の割合も増えてきています。
また、オンライン化が進んだことで決済方法も多様化し、海外の商品をオンラインで日本から購入する人や、グローバルなビジネス展開を行うビジネスマンも増えてきています。こうした状況の中、今、最も注目を集めているのが、Eウォレットやデジタルウォレットと呼ばれる存在です。
ここでは、これからのキャッシュレス社会に欠かせないものになると言われているEウォレットに関する情報をはじめ、 海外送金 簡単 にできるグローバルなEウォレットサービスとして、世界中で利用されているSTICPAYについてご紹介していきたいと思います。
日本のキャッシュレス化はまだまだこれから？
現在、利便性の向上や経済の効率化、現金管理コストの削減を目的として、世界各国でキャッシュレス決済の普及が積極的に進められています。それは日本でも同じで、政府もキャッシュレス決済の普及を経済成長戦略の一環として位置づけ、キャッシュレス社会の実現に向けた取り組みを進めています。
こうしたこともあり、日本国内のキャッシュレス決済比率は年々増加しており、経済産業省が発表した2023年のデータによれば、日本の民間最終消費支出に占めるキャッシュレス決済比率は39.3％に達しています。とはいえ、今のところ、世界の先進国と比較するとまだまだ遅れている状況にあります。とりわけ、お隣の国、韓国や中国では、キャッシュレス決済比率が80％以上に達しているとも言われており、これらの国々ではキャッシュレス化が社会全体で定着しています。
日本でキャッシュレス決済が進まない理由として、高齢者層の現金志向が挙げられることがあります。しかし、経済産業省が2023年に実施した調査では、60歳代、70歳代において積極的にキャッシュレスを利用する者は、それぞれ約6割を占めており、他の年代と同水準となっており、実際には高齢者層におけるキャッシュレス決済の利用は他の年代と遜色なく進んでいるとみられます。それよりは、日本ではキャッシュレス決済サービスの数が多く、乱立状態となっていることが原因のひとつではないかと考えられています。
このように、日本のキャッシュレス化はまだまだこれからではありますが、今年開催される大阪・関西万博では完全キャッシュレス化をめざした『EXPO2025デジタルウォレット』が登場するなど、確実に社会に受け入れられつつあります。
Eウォレットとは
大阪・関西万博での『EXPO2025デジタルウォレット』が発表され、今、一気に注目を集めるようになったEウォレット、またはデジタルウォレットですが、ここで改めで説明しておきましょう。
Eウォレット、またはデジタルウォレットとは、大きく分けて「認証」「決済」「情報管理」の3つの要素からなるオンライン上のサービスで、パソコンやスマートフォン、モバイル機器を用いたオンライン取引で使用されます。
デジタルウォレットを使用するには、通常、ユーザーは顔認識、指紋認識、または PIN コードを使用してウォレットアプリのロックを解除し、保存しておいた決済手段の中から使用するものを選択します。オンラインでの購入の場合、購入者は選んだデジタルウォレットの認証を受け、デバイスに保存しておいた決済手段の中から購入に使用するものを選択します。その後は、これまでどおり企業の決済処理を経ることになります。
デビットカードやクレジットカードが提供するサービスと似ていますが、デジタルウォレットではデジタル化された仕組みを用いるため、物理的なカードやお財布を持ち歩く必要がなくなるという大きなメリットがあります。
また、デジタルウォレットでは、支払い情報や本人情報も暗号化などのセキュリティ技術によって保護されるため、 オンライン決済 安全 にできるほか、不正利用のリスクを大幅に低減することができると言われています。
そして、デジタルウォレットがその性能を最大限に発揮するのが、 海外送金 方法 のひとつとして利用する時です。
迅速な海外送金
グローバル化が進む現代において、スピーディーな 海外送金 方法 を選択することがビジネスシーンでも重要視されています。そうした際に利用できる デジタルウォレット おすすめ として世界中の多くのユーザーから高い評価を得ているのが、STICPAYです。
STICPAYを利用した場合、強化された送金サービスにより、150以上の通貨で、迅速かつ透明性の高い便利な支払いが可能になります。また、ユーザーは銀行口座への送金、デジタルウォレットやモバイルウォレットを通じた取引、現金受け取りなどから選択できるだけでなく、このプラットフォームでは送金の追跡が可能となっています。さらに、他のサービスと比較して 国際送金 手数料 安い というメリットもあります。
そして、STICPAYの利用はビジネスシーンだけに限りません。STICPAYのアカウントを持っていれば、たった１分ほどの時間で、海外に住む友人や家族にも素早く送金することができます。
いくら便利な時代になったとはいえ、今も海外の銀行に送金する際は思っている以上に時間がかかります。それは、SWIFT（国際銀行間金融通信協会）というシステムを介する必要があるからです。SWIFTは世界中の銀行同士を結びつけるネットワークで、海外送金ではこのSWIFTのシステムを通じて、送金銀行・受取銀行・中継銀行の3つで手続きが行われます。つまり、それだけ手間もかかるため、送金してから相手が実際にお金を受け取るまでに、予想している以上に多くの時間がかかってしまうことがありますが、STIICPAYのアカウントを持って入れば、一喜一憂する必要もなくなります。
