aespaのようなK-POPグループとゲーム業界がファンエンゲージメントについて教えてくれること

aespaのようなK-POPグループとゲーム業界がファンエンゲージメントについて教えてくれること

ほとんどの人は趣味を持っていて生きていくうえでそれを生きがいに頑張っています。仕事や人間関係で疲れることや辛いことは多いですが、それでも好きなことに打ち込める時間やお金を確保するため努力している人は多いです。このような話をすると一部の人は「人間には生まれつき何かに夢中になるようにできている」と考える人もいるようですが、実はこの多くの人が持っている生きがいは人工的に作り出されたものでもあります。人々の生きがいとなるようなエンターテイメントを提供するタイプのビジネスの多くは「ファンエンゲージメント」と呼ばれる仕組みを意識して作り出されています。

目次

そもそもファンエンゲージメントとは?

ファンエンゲージメントとは、ファンとその情熱を注ぐものとの関係性を指す言葉です。たとえば、スポーツチーム、ゲームコミュニティ、音楽アーティスト、ブランドなど様々なものが挙げられます。ファンは当事者として参加意識を持ち、繋がりを感じられるような体験を得られます。

ソーシャルメディアでファンのコメントに返信するといったシンプルなもの、ライブQ&Aやセッション、ゲームトーナメント、熱心なファン限定イベントの開催といった手の込んだものまでその種類は多種多様です。ファンが自ら望んでその旅の一部に参加しているような感覚を得てもらうことがポイントになっています。

エンゲージメントには、ゲームのキャラクターデザインへの投票やイベントのテーマ選びなど、ファンが意思決定に影響を与えるようなアクティビティを企画することも含まれ、そうすることでより一層ファンの当事者意識は強くなります。承認欲求が満たされるタイプのものが多く、ロイヤルティの向上につながります。深い絆を育み、一時的なサポーターをコミュニティに積極的に貢献する長期的なファンへと変貌させることが狙いになっています。

aespaから学ぶファンエンゲージメント

現在はK-POPグループのaespaが世界的に人気が高いです。日本もその例外ではありません。aespaは数あるアイドルグループの中でも最もファンエンゲージメントを駆使して人気を獲得してきたグループと言えるでしょう。一昔前だと少女時代などが人気が高かったですが、aespaはファンエンゲージメントをうまく活用し、少女時代よりも大きな人気を得ています。

皆さんはMY(マイ)というaespaの公式ファンクラブを知っているでしょうか?Z世代など若い人であれば知らない人はいないと思います。aespaにとってMYは大切な存在であるファンを意味します。仮想世界の「KWANGYA」で生きるae(aespaのアバター)でこの言葉が使われています。ファンはこの世界でaespaと大切な存在として扱われているわけです。交流できることはもちろん会員限定のプレゼントがあったり、情報を得られたり、オリジナルのコンテンツを得られたりなど、数多くの特典があります。

普通のファンクラブではなくファンがやろうと思えば積極的にaespaと関われることが他のグループと全く異なる点です。

ゲーム業界でもファンエンゲージメント

ゲームに関してもファンエンゲージメントは多く活用され、これがユーザーへ新しい付加価値を生み出していると言えます。ゲームは架空の場所で何かを達成するものではなく、交流する場でもあるのです。

例としてはiGamingなどがわかりやすいでしょう。現在世界的に人気が高いので利用したことがある人も多いのではないでしょうか?オンラインカジノなどiGamingは単にゲームをするサイトではなくファンが交流するサイトになりつつあります。ライブカジノというコンテンツがあるのですが、実際に画面のディーラーや他のプレイヤーとチャット機能なのでおしゃべりしながらゲームを楽しめます。最新オンラインカジノボーナスコードなど誰でも使える特典も用意されていて積極的に参加するファンも多いようです。ゲームに勝っても負けても楽しめるため、それが多くの人に受けています。

ゲームはこれまで様々な進化を遂げてきました。新しいジャンルが出てきたり、リアリティーを追求したゲームが出てきたり、操作方法がコントローラーを使って入力するものから実際に体を動かす方法に変わったりなど挙げるときりがないでしょう。では今後どう進化するのでしょうか?まず間違いなく参加型のゲームが増えていくと思われます。通信技術の進化により仮想空間上での交流は容易になりました。今後はコンピューターと対戦するものではなく、メタバース上などで実際の人と交流しながらゲームをすることが増えていくでしょう。。

ファンエンゲージメントは現代の主要な課題「孤独感」を解決する!?

近年は孤独に悩んでいる人が多いようです。IT技術の普及により何でも自宅でできるようになったため、便利になった反面、他人とのつながりは希薄になった人と感じている人が増えていると言います。ファンエンゲージメントを意識したエンターテイメントはこのような人に特に刺さるでしょう。つまり現代人に強烈なニーズがあると言えます。

ファンエンゲージメントを駆使したサービスの良いところは、とにかく自分らしく生きられるということです。。実際のつながりと比較するとコミュニティを自分で選べるということにその大きな魅力があります。実際のつながりと仮想空間上でのつながりの大きな違いはここにあります。選択できるため、自分の趣味嗜好にあった人や場所を選べるわけです。

自分に合うグループへの参加はどんな人にとっても楽しいものになります。何より自分の欲求を満たしてくれる場所になるはずです。一方的にサービスを受けるのではなく、積極的にイベントやキャンペーンに参加してみましょう。単に楽しいということだけでなく、達成感も得られると思います。

まとめ

ファンエンゲージメントは企業が自社の商品やサービスを売り込むための手段と思われがちですが、ユーザー側に大きなメリットがあることも知っておきましょう。今後多くのサービスで意図的に取り入れられていくはずです。積極的に参加することが楽しむコツになります。

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